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お金コミュニケーションアプリ「pring」が目指 した世界

お金コミュニケーションアプリ「pring」が目指 した世界

同じようなサービスに見えても、思想や内側にある想いはサービスや企業(経営者)ごとに違います。 その思想の違いが、後に事業の方向性、打ち出し方、サービスの強みとして尖ってくるものです。2017年に立ち上がったスマホ送金アプリ「pring(プリン)」もその1つです。送金アプリという似たサービスが多いなか、どのような思想からはじまったのか、立ち上げ時を振り返りたいと思います。

お金は本来、動かしづらいもの

お金コミュニケーションアプリ「pring(プリン)」は、立ち上げ当初から明確な思想、つくりたい世界があって生まれたサービスです。
お金というのは、元々、頑丈な金庫や、壊さなければ取り出せない貯金箱、印鑑がなければおろせない銀行など、できるだけ移動しづらい場所に保管されてきました。
しかも、お金を移動するには一律の手数料が発生します。
小さなお金の移動ほど、割高な手数料を取られることになります。
これでは、お金の移動に関する摩擦が大きすぎて、若者など資産の少ない人にお金が回りづらい。

多様な価値にお金を回したい

フリーマーケットやオークションサービスを使って個人同士が自分の持っている価値を売買したり、クラウドファンディングや投げ銭などで、多様なお金のやりとりは増えていました。
しかし、「スマイル0円」という言葉に代表されるように、笑顔や感謝、応援する気持ちといった、無形の価値にはまだまだ値段が付かないことがあたりまえです。

そこで、スマホを介したコミュニケーションの場面に、手数料0円で、お金も手軽に移動させられるようにすればもっとお金が回るのでは?と考えたのが最初の企画です。

価値交換の輪という意味のサービス名

本来、人が価値と感じることは、バラバラなはずです。
人によっては「スマイル」や、「ありがとう」や「お願い!」といったコミュニケーション、学校のテストや試合など、何かを頑張った時の結果報告には価値があるはずです。
そこで、アプリの名前は、お店でお金を支払う(Pay)だけでなく、個人同士のメッセージにお金を贈れる(Present)機能をつけ、価値交換の輪(ring)が広げる、という意味を込めて、お金コミュニケーションアプリ「pring(プリン)」になりました。

「プリン隊」メンバーとして

ニンニンドットコムでは、創業時からサービス企画に関わり、価値交換の輪を広げるという世界観、お金とコミュニケーションを同時にスマホで行うというコンセプト、pring(プリン)というサービス名、ロゴマーク、CM動画など、クリエイティブ全般を担当しました。思想を明確にしたことで、その後のマーケティング企画、事業プレゼン資料、ファン獲得のためのYoutube番組などの企画や、アウトプットも明確な方針のもと進みました。

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