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世界中で使われるサービスをつくりにシリコンバレーへ(その2)

世界中で使われるサービスをつくりにシリコンバレーへ(その2)


前回より続く

02 大きな目標のために、目の前の小さなことを捨てる

一 どうして、ゲストハウスを手放したんですか?

周りから見れば、2軒目もオープンすることができたので、軌道に乗っているように見えたかもしれませんが、実際は、自分の時間はゲストハウスの運営でいっぱいでした。
こんなんじゃ「世界で使われる事業」をつくることはできない。
「何のためにマレーシアに来たのか」と、もんもんとする日々でした。
そんなタイミングで、ある会社の代表と役員の方にお会いしたんです。そして、「事業を譲ってくれないか? 東南アジアのハブにしたい」と言っていただいて。
自分の本当の目標を実現したいという想いと、良い提案をいただいたことで、また一から始めようと、事業譲渡を決めました。

一 そのタイミングで、「東京でインターンをしたい」と連絡をくれましたね。

この先どうしようかと考えていた時に、マレーシアで、鈴木さんが立ち上げから関わっているキャッシュレスアプリの企業のお話を思い出して興味を持ちました。
2018年当時、キャッシュレスアプリはどんどん増えていっていた時期で、まさにサバイバル市場でした。
そんななか、小さい企業がQRコードの決済事業でどう大企業と戦っていくのか興味がありました。
僕自身、次はマーケターとしても経験を積みたいと思っていたので、経営資源の少ない企業が大企業と戦うために、どんなマーケティングをしているのか勉強したいという思いもありました。

一 ただ、その会社は、給与を払ってまでは必要ないって感じでした。

関われる期間が2カ月しかなかったということもありますが、少ない時間のなかで給与をもらいながらそれ以上の価値を生み出さなきゃと思っていましたが、難しかったですね。
そこで、可能であればニンニンドットコムでマーケティング業務に関わりたいと鈴木さんに伝えました。
すぐに「余裕でOK」と回答くれましたよね。(笑)

一 僕としては、「永田くんとの縁は大事にしたい」と思っていました。
だから仕事のある無しに関係なく、日本にいる間の給料を払ってでも、永田くんとは働きたいと思いました。
たぶん、今までのマレーシアでの経営者との出会いも、永田くんとの縁を大事にしたかったからじゃないですかね?
経営者は、目先のお金よりも縁を大事にする人が多いですよ。

インターンとして直接的にマーケティングに関わることはありませんでしたが、事業やサービスには、現場の地味な作業が大切だということを学びました。
周囲から見ると立派な事業でも、一見、無駄と思える作業や、形になっていない小さな企画がいくつも走ってて。
一度、ある会社での会議の時間を「この時間、無駄じゃないですかね?」と鈴木さんにお話したことがありましたよね。
そうしたら、「お前、仕事をなめてるだろ」と鈴木さんに叱られたのを覚えてます。

一 焼肉屋でね(笑) 。
一見、見ればわかるという数字でも、じっくり数字を見つめる時間も必要なんですよ。
でも、そこからすぐに考えを改めて、仕事に向き合ったので「やっぱり気持ちのいい子だな」と思いましたよ。

その後、日本を離れても、ニンニンドットコムの海外事業について相談されたり、キャッチコピーを英語表現にする時など、お声がけいただいていますが、今後もニンニンドットコムのグローバルアドバイザー(笑)として関わっていけたらと思っています。

一 インターンの後、マレーシアには戻らずあちこち行ってましたね。

マレーシアでは、僕の目指すものは「ここじゃ生まれない」と感じました。
周りにグローバルな視点で、世界中で使われる事業をつくりたいと考えている人がいなかった。国自体も成長が著しいわけでもなかった。
住んでみて感じたのは、先進的で新しいものとは距離を置く文化があるということでした。

一 世界で勝負するような、ギラギラした感じはないですよね。


どこであれば世界にインパクトを与えられて、世界中の人に使われるような事業をつくることができるのか、自分の目で判断するために、南アフリカ、北欧などいろいろな場所を検討して、実際に6ヶ月かけて周りました。
世界各国の現状を知ることができましたが、いまいちピンとくるものがなかったです。
ところが、最後にシリコンバレーのベイエリアを訪れたとき、ここは心の底から、「世界中で使われる事業」「世界にインパクトを与える事業」をつくりたいって、僕と同じように思っている人が多いと感じました。
なにより、世界で会った色んなタイプの起業家のなかでシリコンバレーの起業家が一番かっこよかった。

一 そんなに違うんですね。
ひと言で言うと、シリコンバレーの起業家ってどんな人達ですか?

「中二病」ですね。

一 中二病?(笑) 一体どんな人たちなんですか?

続く

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